美味しい毎日を。

沖縄の郷土菓子のひとつで、人々に親しまれているアガラサー。
アガラサーのもともとの意味は「蒸す」ってことらしいですが、いわゆる蒸しパンのことですね。
黒糖を使ったものが黒糖アガラサー。と言っても、ほとんどが黒糖アガラサー…そういえばそれ以外ってあんまり見たことないかも。

蒸しパンですので、家庭でも簡単に出来ちゃいます。
黒糖があれば、いつでも沖縄の味を楽しめるわけです。
ふわふわもっちり、黒糖のコクのある甘さがたまらない！
シンプルで素朴なお菓子だけれど、コレが美味しいんだな。

最近蒸しパンにハマって、作りまくってました。
蒸しパンのレシピって微妙に配合が違ったりして、どれが一番いいのかいろいろ試してみたり。
好みの問題もあると思いますが、結局私が一番美味しいと感じたのは材料もシンプルに、粉、砂糖、水。
卵、牛乳、油は入れないレシピにたどりつきました。
これが一番ふんわりモチモチ感を味わえる、蒸しパンらしい蒸しパンに。
で、やっぱり黒糖で作った黒糖アガラサーが一番好きですねー。
沖縄の黒糖アガラサーには、レーズンは普通入ってないですが、これは私の好みです。
【材料】
黒糖 50g
薄力粉 100g
水 100g
BP 3g
重曹 1.5g
レーズン 適量
＊セイロごと蒸す時は、クッキングシートをひいておく。もちろんカップに入れて蒸しても構いません。
【作り方】
1.黒糖と水を混ぜ、よく溶かしておく。
2.①に粉類を合わせてふるい入れ、さっと混ぜる。
3.型に流し入れてレーズンを散らし、しっかり蒸気の立った蒸し器に入れ、強火で15〜20分くらい蒸す。
竹串を刺して、何も付いてこなければOK。
粉類を入れてからの混ぜすぎは禁物です。粉気が無くなる寸前くらいで。