2014年01月20日
重箱

沖縄の行事料理といえば、重箱。
お正月、法事、清明祭などいろんな行事のたびに登場するのだそうで。
入れるものは決まっていて、法事の時はかまぼこが白、めでたい時は赤というくらいの違いしかないようです。
重箱に9種類の品をきっちり詰める、というのが沖縄の伝統的なスタイルです。
今回は法事で、私にとっては2度目の重箱料理。
一度作ると、手順はだいたい分かってくるものですね。
特に難しくて大変。。というものはないと思うのですが、忙しい現代人にはなかなか面倒なことで、注文して作ってもらうことが多いんだそう。
でもこういうのって、ずっと親から子供に伝えていって欲しい大事な文化だと思います。
手作りすると、横でつまみ食いする人が現れるんですよ。それが楽しかったり。子供の時のいい思い出になったり。私も端っこ食べるの好きでしたもんね。
この重箱、仏前にお供えして、それを集まった親戚でいただくんです。ご先祖様と同じものを一緒にいただくという意味があるんですって。

そして仏壇の前にはお菓子もお供えします。
盛り菓子とこのお菓子。「ハーガー」といって、なぜか法事のときにしか登場しないお菓子。
素朴な味のビスケットのような。。。
ドーナツ型だったりするのですが、今日のお菓子屋さんのは、月と太陽をかたどったものでした。
他にもいろんなことを教えてもらったのですが、ひとつひとつに意味があって、大切にしていかなきゃならないなぁと思いますね。