美味しい毎日を。

ファーマーズマーケットで安く売られていた、とろけるような完熟の柿。
もちろん沖縄産ではないのですが、ジャムにしたら美味しそう〜と思い、いっぱい買っちゃいました。
ルンルン気分でジャム作りを開始。
いつもの調子でクツクツ煮込んで、香り付けにシナモン少々。
これは美味しいかも♪
とろみがついてきて、そろそろ出来上がりかなぁ〜なんて思って味見すると…
うん、美味しい…ん…え⁈なんで⁈渋い‼︎
あんなに熟した柔らかくて甘い柿だったのに！
そう、なぜか渋い柿ジャムができてしまったのです。
むむむ…なんでよ⁈何なのよこの渋み。
不思議すぎる。

と思って調べたら、なんと柿という果実は熟していても加熱することで渋みがまた出てくる「渋戻り」というものが起こるらしいのです。
知らなかったわぁ。誰か先に言ってちょーだいよ。
渋戻りについては、検索すればたくさんヒットするので、きっと同じことを知らずにやっちゃう人いっぱいいるはず。
種類によっては、渋戻りがない柿もあるらしいので、柿ジャムにする時は品種を選ばなきゃです。
みなさんも、柿ジャム作る時はお気をつけて。

作ってしまった柿ジャム。
少々渋みはあるものの、食べられないレベルでもないし。
ヨーグルトに入れたり、お菓子作りに使ったりすると、渋さが和らぐらしいので、試してみました。
すると、美味しく食べれるんですね〜これが。また不思議。
タンパク質と結合させることがポイントらしです。

というわけで、これを見たみなさんは渋みのない美味しい柿ジャム作ってください。
一応レシピ書いておきます。
【材料】
柿 6個くらい
砂糖 50g
レモン汁 1/2個分
シナモン 小1
【作り方】
1.皮を剥いて、小さくカットした柿に砂糖をまぶす。
2.水分が出てきたら、レモン汁とシナモンを加えて焦げないように煮込む。
3.とろみがついてきたら出来上がり。
完熟の柿はカットしなくても、潰せば大丈夫。より滑らかにしたい場合は、ミキサーにかけるといいです。
そして何よりも渋みの戻らない柿を使ってください。